「スプリットスクワットとランジの違いが分からない…。どっちが効果的なんだろう…?」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
確かにどちらも脚を鍛えるトレーニングですが、細かい違いや効果については意外と知られていないかもしれません。
せっかくトレーニングするなら、それぞれの特徴を理解してより効果的にメニューに取り入れたいですよね。
本記事で解決できること
- スプリットスクワットとランジの違いが知りたい
- スプリットスクワットとランジはどう使い分ければ良い?
- スプリットスクワットとランジの正しいやり方が知りたい
- スプリットスクワットとランジ以外でおすすめの脚トレ種目を教えてほしい
本記事の執筆者
真二(@shinji_sonohata)
この記事を書いている僕は、筋トレ歴・極真空手歴20年以上を誇る筋トレ愛好家。
これまで極真空手をベースに自重トレーニングやウエイトトレーニング、どちらも本格的に取り組んできました。

今回の記事では、スプリットスクワットとランジの違いと使い分けについて詳しく解説していきます。
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ダンベル10キロって、筋トレ初心者にとって適切な重さなのだろうか…そもそも意味あるのだろうか…そう考えているあなたは、過去に筋トレで挫折した経験があるのではないですか?せっかく始めたのに効果を実感できないのはツラいですよね…
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スプリットスクワットとランジの違いは?鍛えられる部位と効果を比較
スプリットスクワットとランジは、どちらも効果的な下半身トレーニングですが鍛えられる部位や効果、動作の特性に違いがあります。
以下の表で、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
種目 | 鍛えられる部位 | 効果と特徴 |
スプリットスクワット | 太もも前側(大腿四頭筋)、お尻(大臀筋)、内転筋(太もも内側) | 足を前後に開いたまま上下動。前足の筋肉へ集中的に負荷を与え、筋肥大や筋力向上に適している。 |
ランジ | 太もも前側(大腿四頭筋)、ハムストリングス(もも裏)お尻(大臀筋)、内転筋(太もも内側)、ふくらはぎ | 片足を前方へ踏み出し体を沈める動作。下半身全体の引き締め、バランス能力や体幹の安定性向上に効果的。 |
このように、スプリットスクワットは前足の筋肉へ集中的な刺激を与え、特定の部位を強化するのに向いています。
一方、フロントランジは踏み込む動作を通じて、下半身全体の筋力だけでなくバランス能力や体幹も同時に鍛えられるトレーニングです。

スプリットスクワットとランジは目的によって使い分ける
スプリットスクワットとフロントランジ、それぞれの特徴を活かしてトレーニング効果を高めるには、あなたの目的に合わせて使い分けることが大切です。
具体的にどのような場合にどちらの種目が適しているか、以下にまとめました。
スプリットスクワットが適している目的
- 前ももの強化や丸みのあるお尻を作りたい:ピンポイントな刺激で集中的に鍛えられる。
- 安定したフォームで高重量を扱い、筋力を高めたい:動作が比較的固定されるため、高重量を扱いやすい。
ランジが適している目的
- 脚全体をバランス良く引き締め、シェイプアップしたい:多くの筋肉を動員するため、消費カロリーも期待できる。
- スポーツ動作にもつながるバランス感覚を養いたい:動的な動作が、実践的な身体能力の向上に効果的。

スプリットスクワットの正しいやり方
ここでは、スプリットスクワットの正しいやり方をご紹介します。
スプリットスクワットは、足を前後に開いて行うことで主に太ももの前側(大腿四頭筋)やお尻(大臀筋)を集中的に鍛えられるトレーニングです。さっそくはじめていきましょう。
フォーム
- 足を前後に大きく開いて立つ
- 背筋を伸ばして姿勢を正す
- 上体をまっすぐに保ちながら腰を下ろす
- 前足の膝が90度になるまで下ろしたら、ゆっくりと立ち上がり元の姿勢に戻る
動作中は前足の膝は常につま先と同じ方向に向け、内側に入らないようにしましょう。
また、膝がつま先より大きく前に出すぎたり、上半身が丸まったりしないよう意識することも大切です。
「スプリットスクワットって具体的にどんな効果があるんだろう?…正しいやり方が分からない…」こんな疑問を抱いていませんか?スプリットスクワットは、太ももやお尻の筋肉を鍛えられるだけでなく、バランス能力の向上にもつながる優れたトレーニング。
【関連記事】スプリットスクワットに関する詳しい記事はこちら
スプリットスクワットの効果と正しいやり方|効果を高める3つのコツ
ランジの正しいやり方
続いて、ランジでもっとも一般的なフロントランジのやり方をご紹介します。
フロントランジは、片足を前に踏み出して行うことで大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングスといった下半身全体をバランス良く鍛えられるエクササイズです。
体幹の安定性やバランス能力も同時に強化できますよ。
フォーム
- 足を肩幅程度に開いて立ち、背筋を伸ばして姿勢を正す
- 片足を大きく前に踏み出して腰を下ろす
- 前足の膝が90度になるまで下ろしたら、ゆっくりと立ち上がり踏み出した足を戻す
- 左右の足を交互に繰り返す
踏み込んだ際、前足の膝がつま先より前に出すぎないように気をつけてください。
上半身は常にまっすぐに保ち、前かがみになったり左右に傾いたりしないよう体幹を意識しましょう。
「フロントランジってどんな効果があるの…?正しいやり方がいまいち分からない。」基本的なスクワットには慣れてきたけれど、さらに下半身を強化したいと考えているあなた。フロントランジは、そんなあなたにぴったりのトレーニング。
【関連記事】フロントランジに関する詳しい記事はこちら
フロントランジで得られる効果と正しいやり方|効果を高めるコツ3つ
効果的な脚トレ種目5選
スプリットスクワットやランジ以外にも、効果的な脚トレーニングは数多く存在します。
ここからは、下半身全体をバランス良く鍛え上げ、トレーニングの幅を広げるためにおすすめの種目を5つご紹介しましょう。
ノーマルスクワット
ノーマルスクワットは、下半身強化の王道のエクササイズです。
主に太ももの大腿四頭筋や太もも裏のハムストリングス、お尻の大臀筋をバランス良く鍛えられますよ。
フォーム
- 足を肩幅程度に開いて立ち、つま先を少し外側に向ける
- 背筋を伸ばして姿勢を正す
- お尻を後ろに突き出すように、股関節と膝を曲げてしゃがむ
- 太ももが床と平行になるまでしゃがんだら、ゆっくりと立ち上がり元の姿勢に戻る
しゃがんだ際に、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。
お尻をしっかりと後ろへ引く意識を持つと、よりフォームが安定しやすくなります。
「自宅で手軽にできるスクワットを始めたけど、自重だと意味ないって本当?」そんな風に悩んでいませんか?確かに、負荷が軽い自重スクワットは、やり方によっては効果を感じにくいかもしれません。しかし、正しいやり方とちょっとしたコツを押さえれば、自重スクワットでも十分に下半身を引き締められますよ。
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スクワットは自重だと意味ない!?正しいやり方と効かせる3つのコツ
ワイドスクワット
ワイドスクワットは、通常のスクワットよりも足幅を広く取り、つま先を外側に向けて行うバリエーションです。
スタンスを広げることで、特に太ももの内側(内転筋群)へ集中的に刺激を与えられますよ。
フォーム
- 足を肩幅の1.5倍程度に開いて立ち、つま先を45度外側に向ける
- 背筋を伸ばして姿勢を正す
- お尻を後ろに突き出すように、股関節と膝を曲げてしゃがむ
- 太ももが床と平行になるまでしゃがんだら、ゆっくりと立ち上がり元の姿勢に戻る
膝が内側に入ってしまわないよう、常につま先と同じ方向に向けることが重要です。
上半身が前に倒れないように注意し、股関節からしっかりと動かす意識を持ちましょう。
「ワイドスクワットをやってみたけど、イマイチ効いてる感じがしない…本当は効果ないんじゃないかな…」そんな疑問を抱いていませんか?内ももやお尻の引き締めに効果的なトレーニングとして人気のワイドスクワット。しかし、やり方を間違えると期待する効果が得られないこともあるんです。
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バックランジ
バックランジは、足を後方へ一歩引いて行うランジのバリエーションです。
フロントランジと比較すると前足の膝にかかる負担が少ない傾向にあるため、膝のケガが不安な方にも取り組みやすい種目といえるでしょう。
フォーム
- 足を肩幅程度に開いて立ち、背筋を伸ばして姿勢を正す
- 片足を大きく後ろに踏み出して腰を下ろす
- 前足の膝が90度になるまで下ろしたら、ゆっくりと立ち上がり踏み出した足を前に戻す
- 左右の足を交互に繰り返す
上半身が前傾しすぎたり左右にぶれたりしないよう、常に体幹を意識して姿勢を安定させましょう。
後ろに引いた足の膝が床に触れる寸前までしっかりと下ろすと、より効果的にお尻の筋肉を刺激できます。
「バックランジを頑張っているのに、なかなか痩せない…本当に効果があるのかな?」そんな風に悩んでいませんか。自宅で手軽にできるバックランジですが、正しいやり方やコツを知らないと期待する効果が得られないことも。ポイントを押さえれば、バックランジはあなたのダイエットの強い味方になりますよ。
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バックランジは痩せない!?正しいやり方と効果的に痩せる3つのコツ
サイドランジ
サイドランジは、足を真横に大きく踏み出して行うことで日常動作では鍛えにくい太ももの内側やお尻の横側を集中的に鍛えられるトレーニングです。
股関節の柔軟性を高め、下半身の左右のバランスを整える効果も期待できますよ。
フォーム
- 足を肩幅程度に開いて立ち、背筋を伸ばして姿勢を正す
- 片足を大きく横に踏み出して腰を下ろす
- 踏み出した方の膝が90度になるまで下ろしたら、ゆっくりと立ち上がり踏み出した足を元の位置に戻す
- 左右の足を交互に繰り返す
踏み込んだ足の膝がつま先と同じ方向を向き、内側に入らないようにすることが重要です。
伸ばしている方の足の膝はしっかりと伸ばし、内ももがストレッチされているのを感じながら行いましょう。
「サイドランジってどんな効果があるんだろう?内ももを引き締めたいけど、やり方が合っているか不安…」自宅で手軽にできるサイドランジは、下半身のラインを整えるのに効果的なトレーニング。しかし、正しいやり方やコツを知らないと、期待する効果が得られないこともあるんです。
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サイドランジで得られる効果と正しいやり方|内ももを引き締めるコツ3つ
ブルガリアンスクワット
ブルガリアンスクワットは、片足の甲をベンチや台に乗せて行う高強度のスクワットです。
主に前足の大臀筋と大腿四頭筋へ集中的かつ強力な負荷をかけることができ、ヒップアップや脚全体の筋力アップに絶大な効果をもたらします。
フォーム
- 足を前後に開いて立ち、後ろ足の甲を椅子やベンチの上に乗せる
- 背筋を伸ばして姿勢を正す
- お尻を後ろに引くイメージで、ゆっくりと腰を下ろす
- 前足の膝が90度になるまで下ろしたら、ゆっくりと立ち上がり元の姿勢に戻る
前足の膝がつま先よりも前に出過ぎないように注意し、膝は常につま先と同じ方向に向けるのがポイントです。
上半身はやや前傾しても構いませんが、背中が丸まらないように真っ直ぐな姿勢を維持しましょう。
「ブルガリアンスクワットに挑戦したけど、どうしてもふらつく…」ブルガリアンスクワットは、太ももやお尻の筋肉を効果的に鍛えられる人気のトレーニング。しかし、バランスが取りにくく、とても負荷の強い種目として知られています。上手くできずに悩んでいるのは、あなただけではありませんよ。
【関連記事】ブルガリアンスクワットに関する詳しい記事はこちら
ブルガリアンスクワットでふらつくのはなぜ?原因と対処法3つを紹介
まとめ:スプリットスクワットとランジを上手に使い分けよう!
今回の記事では、スプリットスクワットとランジの違いと使い分けについて解説しました。
スプリットスクワットは足を固定した状態で行い、特定の筋肉へ集中的に負荷をかけやすい種目。一方、ランジは一歩踏み出す動作が加わるため、より多くの筋肉を協調させ、バランス能力も鍛えられます。
- スプリットスクワットが適している目的:前ももの強化や丸みのあるお尻を作りたい。安定したフォームで高重量を扱い、筋力を高めたい。
- ランジが適している目的:脚全体をバランス良く引き締め、シェイプアップしたい。スポーツ動作にもつながるバランス感覚を養いたい。
あなたの目的に合わせて種目を選択してみてください。

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