「ガリガリだと筋トレしても意味ないのかな?…まず太るべき?」
あなたは、こんな疑問を抱えていませんか?
ガリガリ体型がコンプレックスで、自分に自信を持てない男性は少なくありません。
ご安心ください!適切な食事管理と効率的な筋トレメニューを行うことで、あなたも理想の体を目指せます!
本記事で解決できること
- ガリガリ体型だと筋トレしても意味ないのか知りたい
- 筋肉をつけるメリットが知りたい
- ガリガリ体型の人が効率的に筋肉をつけるための食事を知りたい
- ガリガリ体型から抜け出すための筋トレメニューを教えてほしい
本記事の執筆者
この記事を書いている僕は、筋トレ歴・極真空手歴20年以上を誇る筋トレ愛好家。
これまで極真空手をベースに自重トレーニングやウエイトトレーニング、どちらも本格的に取り組んできました。

今回の記事では、ガリガリだと筋トレしても意味ないのかについて詳しく解説していきます。
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「自重トレーニングでは筋肥大しない…」そんな言葉を耳にしたことはありませんか?たしかに、自重トレーニングは負荷が低く筋肥大しにくいイメージがあるかもしれません。しかし、ポイントを押さえれば自重トレーニングでも十分に筋肥大は見込めるんです!
【関連記事】自重トレーニングに関する詳しい記事はこちら
自重トレーニングは筋肥大しない!?理由と効果的に鍛える3つのコツ
ガリガリだと筋トレしても意味ない!?まず太るべき!?
「ガリガリだと筋トレしても意味がない」と思われがちですよね。
しかし、それは誤解なんです。
ガリガリ体型でも適切な方法で筋トレを行えば、筋肉はしっかりと成長します。
また、「まず太らないと筋肉はつかない」というのも間違った知識です。
なぜなら…
筋肉はタンパク質を主成分とし、脂肪は主に脂質で構成されているため、そもそも組織が異なる。
つまり、脂肪が筋肉に変換されることはないので、ただ太ってもまったく意味がありません。

筋肉をつける3つのメリット
ガリガリ体型の人が筋トレをして筋肉をつけることで、以下のメリットが得られます。
基礎代謝の向上
筋肉は脂肪よりも多くのエネルギーを消費します。
日常生活でのエネルギー消費量が増加し、結果的に太りにくく痩せやすい体質になりますよ。
見た目の変化
筋肉が増えることで、体が大きくたくましくなります。
Tシャツや服を着こなせるようになり、ファッションを楽しめるようになるでしょう。
自信がつく
体型のコンプレックスが解消され、自分に自信を持てるようになります。
外見の変化は内面に大きな影響を与え、積極性や社交性の向上にもつながるでしょう。

ガリガリ体型に最適な食事管理のコツ3つ
ガリガリ体型の方が効率的に筋肉をつけるためには、適切な食事管理が不可欠です。
ここでは、3つの重要なコツを紹介しましょう。
コツ1.1日の推奨摂取カロリーを意識する
筋肉をつけるためには、消費カロリーよりも摂取カロリーを増やす必要があります。
まずは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」のデータを見てみましょう。
推定エネルギー必要量(kcal/日)
- 身体活動レベルが「ふつう」の18〜64歳男性の場合:2600〜2750kcal
- 身体活動レベルが「ふつう」の18〜64歳女性場合:1950〜2050kcal
- 身体活動レベルが「高い」の18〜64歳男性の場合:3000〜3150kcal
- 身体活動レベルが「高い」の18〜64歳女性場合:2250〜2350kcal
これから筋トレをしてガリガリ体型を脱却することが目的なので、最低でも身体活動レベルが「ふつう」以上のカロリーは摂取するべきでしょう。

コツ2.PFCバランスを意識した食事を摂る
PFCバランスとは、タンパク質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)の摂取バランスのこと。
厚生労働省によると、PFCバランスの目安はタンパク質が13〜20%、脂質が20〜30%、炭水化物が50〜65%とされています。[参照]
しかし、上記は一般的な男女を対象にした数値です。
筋トレで体を大きくすることが目的なら、筋肉の材料となるタンパク質の割合を増やす必要があるでしょう。

コツ3.トレーニング後はプロテインを摂る
トレーニング後30分以内は、筋肉の合成が最も活発になるゴールデンタイムと呼ばれる時間帯。
このタイミングでプロテインを摂取することで、筋肉の修復と成長を促進できます。
プロテインにはさまざまな種類がありますが、筋肉を大きくすることが目的なのでホエイタイプ(動物性)がおすすめ。
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ガリガリから脱却を目指す筋トレメニュー5選
ここからは、ガリガリ体型の方が自宅でも手軽にできる筋トレメニューを5つ紹介します。
効率的に鍛えられるよう体の中でも大きな部位の種目をご用意。無理のない範囲で、少しずつ回数やセット数を増やしていってください。
ノーマルプッシュアップ
ノーマルプッシュアップとは、いわゆる腕立て伏せのこと。
主に大胸筋や肩の三角筋、二の腕の上腕三頭筋を鍛えられます。
フォーム
- 床にうつ伏せになり、両手を肩幅より少し広げて肩の下あたりに置く
- つま先を立て、体を一直線にする
- 肘を曲げて体を下ろす
- 胸が床につくギリギリまで体を下げたら、肘を伸ばして元の姿勢に戻る
下ろすときはゆっくりと、上げる時はやや速めに動作を行うと効果的です。
体が一直線になるように意識し、お尻が上がったり下がったりしないように注意してください。

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【関連記事】プッシュアップバーに関する詳しい記事はこちら
プッシュアップバーは本当に効果ない?【筋トレ歴20年の僕が解説】
バックエクステンション
バックエクステンションとは、いわゆる上体そらし運動のこと。
主に背中の中央の筋肉である脊柱起立筋やお尻の大臀筋を鍛えられます。
フォーム
- 床にうつ伏せになり、両手を頭の後ろで組む
- 上体を起こして背中を反らす
- 数秒間キープする
- ゆっくりと上体を下ろし、元の姿勢に戻る
上体を起こす際に、背中の筋肉が収縮するのを感じながら行うのがポイント。
また、顎を床に下ろさずに繰り返すとより効果的です。
プランク
プランクは、体幹全体を効果的に鍛える代表的な種目。
お腹前面の腹直筋や横側の腹斜筋、体幹を鍛えるのに最適なトレーニングです。
フォーム
- 床にうつ伏せになり、両肘を肩の真下に置く
- つま先と肘で体を支え、腰を浮かせて頭からかかとまで一直線にする
- そのままの姿勢で30秒〜1分間キープする
腰が反ったり、お尻が上がりすぎたりしないように注意が必要です。
短い時間から始めて、徐々にキープ時間を伸ばしていきましょう。
ヒップリフト
ヒップリフトは、床に仰向けになりお尻を持ち上げるトレーニング。
主にお尻の大臀筋と太もも裏のハムストリングスを鍛えられます。
フォーム
- 床に仰向けにない、膝を立てて足を肩幅程度に開く
- 両手を体の横に置く
- お尻を持ち上げ、膝から肩まで一直線にする
- 数秒間キープする
- ゆっくりとお尻を下ろし、元の姿勢に戻る
お尻を持ち上げる際に、お尻の穴を締めるイメージで行うのがポイント。
また、お尻は床に完全に下ろさずに繰り返すとより効果的ですよ。
ノーマルスクワット
ノーマルスクワットは、下半身を鍛える代表的な種目。
太ももの大腿四頭筋やハムストリングス、お尻の大臀筋といった下半身全体の筋肉をバランスよく鍛えられます。
フォーム
- 足を肩幅程度に開いて立ち、つま先を少し外側に向ける
- 背筋を伸ばして姿勢を正す
- お尻を後ろに突き出すように、股関節と膝を曲げてしゃがむ
- 太ももが床と平行になるまでしゃがんだら、ゆっくりと立ち上がり元の姿勢に戻る
膝がつま先より前に出ないように注意が必要です。
背中を丸めないように、常にまっすぐな姿勢を保ったまま行いましょう。

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【関連記事】ダンベルスクワットに関する詳しい記事はこちら ダンベルスクワットは手にダンベルを持って行うスクワットで、下半身の強化に効果的なトレーニングとして知られています。しかし、「ダンベルだと負荷が軽い気がするけど…本当に意味あるの?」と疑問に思っていませんか?ご安心ください!この記事を読めばダンベルスクワットの効果を最大限に引き出せますよ!
ダンベルスクワットは本当に意味ない!?理由と適切な重量設定を解説
まとめ:ガリガリを脱却して理想の体を手に入れよう!
今回の記事では、ガリガリだと筋トレしても意味ないのかについて解説しました。
「ガリガリ体型だと筋トレしても意味ない」というのは誤解。適切な方法で筋トレを行えば筋肉はしっかりと成長します。
また、筋肉はタンパク質が主成分で脂肪は主に脂質で構成されているため、「まず太らないと筋肉はつかない」というのも間違った知識ですよ。
ガリガリ体型を脱却するためには、以下の食事管理のコツを試してみてください。
- 最低でも身体活動レベルが「ふつう」以上のカロリー(男性なら2600〜2750kcal以上)は摂取する
- タンパク質30〜35%、脂質20%、炭水化物45〜50%のバランスを意識した献立を立てる
- トレーニング後30分以内のゴールデンタイムにプロテインを摂取する

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