「ダイエットのために筋トレをはじめたけど、思ったより体重が減らない…筋トレって実は消費カロリーが少ないって聞いたけど本当?」
せっかく頑張っているのに効果が実感できないと、モチベーションも下がってしまいますよね。
でも、心配はいりません。筋トレのダイエット効果は、単純な消費カロリーだけで測れないんです。
本記事で解決できること
- 筋トレの消費カロリーは少ないと聞いたけど本当?
- 筋トレの消費カロリー以外のメリットが知りたい
- 効率的に消費カロリーを増やす方法を教えてほしい
本記事の執筆者
真二(@shinji_sonohata)
この記事を書いている僕は、筋トレ歴・極真空手歴20年以上を誇る筋トレ愛好家。
これまで極真空手をベースに自重トレーニングやウエイトトレーニング、どちらも本格的に取り組んできました。

今回の記事では、筋トレの消費カロリーに関する疑問と効率的に痩せるコツについて詳しく解説していきます。
「24/7ワークアウトに通っても痩せないっていう噂も聞くけど、実際どうなんだろう…」と不安に思っていませんか?憧れのパーソナルジムに通いはじめたのに、なかなか効果が出ないと焦ってしまいますよね。もしかしたら、痩せない原因はジムではなく、あなた自身にあるのかもしれません。
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筋トレの消費カロリーは少ない!?短期間で判断してはダメ
筋トレの消費カロリーは本当に少ないのでしょうか?
結論からいうと、運動中の消費カロリーだけで見れば、有酸素運動に比べて少ない傾向にあります。
消費カロリーの計算方法は以下の通り。
消費カロリーの計算式
消費カロリー[kcal] = メッツ(METs) × 体重[kg] × 運動時間[h] × 1.05
メッツ(METs)とは:身体活動の強さを表す指標。安静時(座っている状態)を1.0とし、相当する倍数が数値となる。[参照]
一般的な筋トレだと、強度にもよりますがメッツ(METs)は3.0〜6.0程度が目安。
例えば、体重60kgの人が30分の筋トレを行った場合だと、94.5〜189kcalを消費する計算になります。
では、他のスポーツのメッツ(METs)数値はどれくらいなのでしょうか?
活動内容 | メッツ(METs) | 30分の消費カロリー例(体重60kgの場合) |
速歩 | 4.0 | 126kcal |
エアロビクス | 6.5 | 204.75kcal |
ジョギング | 7.0 | 220.5kcal |
サイクリング | 8.0 | 252kcal |
ランニング | 10.0 | 315kcal |
上記の表を見ると、筋トレよりもジョギングやランニングといった有酸素運動の方が消費カロリーが多いことが分かります。
しかし、ここで「筋トレはダイエットに効果がない」と結論づけるのはもったいない!筋トレの価値は、トレーニング中のカロリー消費だけではありません。
筋トレには筋肉量を増やして、長期的に基礎代謝を高める効果があります。
つまり、基礎代謝が上がれば運動していないときでもカロリーを消費しやすくなるので、結果的に痩せやすく太りにくい体質へと変化するんです。

筋トレの消費カロリー以外のメリット
筋トレがもたらす恩恵は、消費カロリーや基礎代謝の向上だけではありません。
心と体の両面に、以下のような多くのメリットがあります。
見た目の引き締め
筋肉がつくことで体が引き締まり、メリハリのある理想的なボディラインを目指せます。
体重の変化以上に見た目の変化を実感しやすく、ダイエットのモチベーション維持にもつながるでしょう。
姿勢改善
体幹が強化されるので体の軸が安定し、猫背や反り腰といった姿勢の崩れが改善される効果が期待できます。
美しい姿勢は、見た目の印象を大きく左右する要素です。
メンタルの安定
体を動かす爽快感や設定した目標をクリアする達成感は、日々のストレス解消につながります。
トレーニングを通して自分の体が変化していく過程は、自信や自己肯定感を高めてくれるでしょう。
健康増進効果
筋トレは血行を促進し、冷えやむくみの改善をサポートします。
また、成長ホルモンの分泌を促したり生活習慣病のリスクを低減したりと、長期的な健康維持にもプラスの効果が期待できるでしょう。
上記のように、筋トレは消費カロリーという一面だけでなく、心身ともに多くのポジティブな影響を与えます。

効率的に消費カロリーを増やす5つのコツ
ダイエット効果を加速させるにはどうすれば良いのでしょうか?
ここからは、効率的に消費カロリーを増やすためのコツを5つ紹介します。
コツ1.筋トレをして筋肉量を増やす
まず最も重要なのは、やはり筋トレを継続して筋肉量を着実に増やすことです。
筋肉は体の中で多くのカロリーを消費する組織。筋肉量が増えれば基礎代謝が向上し、日常生活でのエネルギー消費量がおのずと高まります。
特に太ももやお尻、背中といった大きな筋肉を鍛えると効率的でしょう。

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コツ2.有酸素運動を組み合わせる
筋トレによる基礎代謝アップにくわえて有酸素運動を組み合わせると、より効率的にカロリーを消費できます。
ウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動は、運動中の脂肪燃焼効果が高いので特におすすめ。
有酸素運動のエネルギー消費は運動開始直後は糖質で、開始後約20分から脂肪が燃焼するため、30分〜1時間程度を目安に行いましょう。
ただし、空腹時や極端に長時間の有酸素運動は、エネルギー不足から筋肉が分解されてしまうリスクも指摘されているので注意が必要です。

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コツ3.日常生活の活動量を増やす
特別な運動時間以外でも、日常生活の中での活動量を意識的に増やすことで消費カロリーアップにつながります。
例えば、以下のような行動を実践してみてください。
活動量を増やす例
- エレベーターやエスカレーターではなく階段を選ぶ
- 通勤や移動時に一駅分歩く、少し遠回りするなど
- デスクワーク中はこまめに立ち上がり、軽いストレッチをする
- 電車やバスの中では座らずに立つ
特別な時間を確保しなくても、こうした小さな工夫の積み重ねが1日の総消費カロリーを確実に底上げします。

コツ4.低カロリー高タンパクの食事を摂る
効率的に痩せるためには、運動による消費カロリー増加と同時に、食事内容の見直しも欠かせません。
特に意識したいのが「低カロリー高タンパク」な食事です。
タンパク質は筋肉を作るための重要な材料であり、筋肉量を維持・増加させるために不可欠。筋肉量を保つことは基礎代謝の維持にもつながります。
タンパク質が多い食材
- 鶏むね肉
- ささみ
- 白身魚
- 大豆製品
- 卵
上記のような筋肉の材料となる栄養素をしっかり摂り、バランスの良い食事を心がけてください。
また、食事だけで十分な量のタンパク質を摂取するのが難しい場合や、トレーニング後の補給にはプロテインパウダーを活用してみてはいかがでしょう?
プロテインにはさまざまな種類がありますが、例えば大豆由来のソイプロテインには消化吸収が比較的ゆっくりで満腹感を得やすいという特徴があります。

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コツ5.パーソナルジムも検討してみる
これまで紹介したコツを一人で実践するのが難しい、あるいは自己流でなかなか成果が出ないと感じるなら、パーソナルジムの活用も視野に入れてみましょう。
専門知識を持ったトレーナーが、あなたの体力レベルや目標に合わせた最適なトレーニングメニューを指導してくれます。
食事に関するアドバイスやモチベーション維持のサポートを受けられる点も大きなメリットでしょう。
費用はかかりますが、短期間で効率的に結果を出したい場合や停滞を打破したい場合には有効な投資となるかもしれません。

「24/7ワークアウトに通っても痩せないっていう噂も聞くけど、実際どうなんだろう…」と不安に思っていませんか?憧れのパーソナルジムに通いはじめたのに、なかなか効果が出ないと焦ってしまいますよね。もしかしたら、痩せない原因はジムではなく、あなた自身にあるのかもしれません。
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まとめ:消費カロリーを増やしてダイエットを成功させよう!
今回の記事では、筋トレの消費カロリーに関する疑問と効率的に痩せるコツについて解説しました。
筋トレ中の直接的な消費カロリーは、有酸素運動と比較すると少ないかもしれません。
しかし、筋肉量を増やして基礎代謝を高める効果は、長期的に見て太りにくく痩せやすい体を作る上でとても重要です。
また、ボディラインの引き締めや姿勢改善、メンタル面への好影響など、カロリー消費以外のメリットもたくさんありますよ。
ダイエット効果をさらに高めるためには、以下の5つのコツを実践してみてください。
- 太ももやお尻、背中といった大きな筋肉を鍛えて筋肉量を増やし、基礎代謝を向上させる
- 30分〜1時間程度の有酸素運動を組み合わせて、体脂肪を燃焼させる
- 運動時間以外でも、日常生活の中での活動量を意識的に増やす
- 「低カロリー高タンパク」なバランスの良い食事を心がける
- なかなか成果が出ないと感じるなら、パーソナルジムの活用も検討してみる
目先の消費カロリーの数字に一喜一憂せず、体が変わっていくプロセスを楽しみましょう。

「24/7ワークアウトに通っても痩せないっていう噂も聞くけど、実際どうなんだろう…」と不安に思っていませんか?憧れのパーソナルジムに通いはじめたのに、なかなか効果が出ないと焦ってしまいますよね。もしかしたら、痩せない原因はジムではなく、あなた自身にあるのかもしれません。
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