
極真空手といえば、地上最強と呼ばれている格闘技のひとつです。
しかし、近年ではさまざまな格闘技が盛んになった影響もあり、「極真空手は弱いのでは…」といった声も少なくありません。
はたして、実際のところはどうなのでしょうか?
本記事で解決できること
- 極真空手が弱いといわれる理由が知りたい
- 極真空手は他の格闘技と比べて強いの?
- 極真空手はケンカや自己防衛に役立つのか知りたい
- 極真空手に入門してどれくらいで強くなれる?
本記事の執筆者

真二(@shinji_sonohata)
この記事を書いている僕は、筋トレ歴・極真空手歴20年以上を誇る現役の空手家。
これまで極真空手をベースに自重トレーニングやウエイトトレーニング、どちらも本格的に取り組んできました。

今回の記事では、極真空手が弱いといわれる理由や他の格闘技との比較、そしてケンカで役立つのかについて詳しく解説していきます。
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極真空手はなぜ弱いといわれるのか?その3つの理由
なぜ、極真空手は弱いといわれるのでしょうか?
考えられる理由は、主に以下の3つです。
理由1.顔面パンチがない
極真空手のルールでは、顔面へのパンチ攻撃が禁止されています。
これが他の格闘技と比較された場合に、大きなハンデと考えられる理由のひとつ。たしかに、顔面への攻撃に対する対応力が、不足しているイメージを持たれるのは仕方ありません。
実際の空手の稽古では、顔面への攻撃を想定した突きや受けの稽古も行っています。しかし、日常的に顔面ありルールで練習している選手には、キックルールだとやはり劣ってしまうでしょう。
僕自身も過去にキックボクサーの方と、空手ルールとキックルールで試合をした経験があります。
結果は空手ルールは僕の圧勝。キックルールでは惨敗でした…

理由2.つかみや投げ技がない
極真空手は打撃技に特化した格闘技のため、つかみや投げ技が禁止されています。
普段の稽古でも打撃技以外の稽古はほとんどやらないため、組技や投げ技、関節技などのスキルは習得しにくいのは事実。総合格闘技や柔道のような選手と寝技で闘うと、当然ですが苦戦を強いられるでしょう。
しかし、極真空手家が繰り出す破壊力抜群の突きや蹴りはかなり有効。距離感をみがいておけば、打撃のみで相手を制圧することは十分に可能かもしれません。
また、近年では極真空手から総合格闘家に転身して活躍している選手もたくさんいます。
そういった理由からも、一概に極真空手が弱いとはいえないでしょう。

理由3.接近戦のイメージが強い
極真空手は顔面へのパンチ攻撃が禁止されているため、実際の試合では近距離での打撃戦が多くなる傾向があります。
そのため、遠距離での戦い方に不慣れなイメージを持たれやすいのかもしれません。
しかし、これはあくまでイメージの問題。実際にはフットワークを使って中距離・長距離間合いでも的確な打撃を繰り出す選手もたくさんいます。
近距離での打撃戦を得意とするイメージが強いのは事実ですが、すべての選手が当てはまるわけではないと覚えておきましょう。

極真空手出身のプロ格闘家もいる
極真空手からは多くのプロ格闘家が輩出されており、素晴らしい実績を残しています。
ここでは、有名な選手をピックアップしてご紹介していきましょう。
K-1全盛期に活躍した選手だと、第7回世界チャンピオンの「フランシスコ・フィリオ」や第7回・8回世界大会4位の「グラウベ・フェイトーザ」。そして、第7回世界大会5位の「ニコラス・ペタス」が有名でしたね!
フランシスコ・フィリオ
グラウベ・フェイトーザ
ニコラス・ペタス
最近だと、第12回世界チャンピオンの「上田幹雄」がK-1とRIZINで大活躍しています。
また、キックからボクシングに転向した「那須川天心」も、実は極真会館出身の選手なんです。
上田幹雄
那須川天心
ここで紹介した選手は、まだほんの一部。他にもプロとして活躍している選手がたくさんいます。
プロの舞台でも活躍する選手が多く存在することが、極真空手が弱いという評価をくつがえす証明ではないでしょうか。

極真空手はケンカも強い!?
極真空手に限らず、格闘技を習っている人は素人と比較すると圧倒的に強いです。
日々の厳しい稽古で培った打撃力や防御力、そして反射神経は、実際のケンカでも大いに役立つでしょう。
しかし、誤解をまねかないようにお伝えしておきますが、前提として極真空手を学んでいる人はケンカはしません。
はじめはケンカに強くなりたくて極真会館に入門する方が多いのは事実。しかし、厳しい稽古の中で本当の痛みを知ることで他人に対して優しくなれるため、そもそもケンカにならないようにするんです。
押忍の精神
極真空手の挨拶である「押忍」
これには尊敬・感謝・忍耐といった精神が込められています。

極真空手に入門してどれくらいで強くなれるのか?
何を持って「強い」とするかにもよりますが、極真空手に入門して1年もあれば一般人よりはるかに強くなっているでしょう。
基本的な技術や体力が身につき、それなりに自信がつく頃合いだと思います。
しかし、本当の強さという意味でいえば、やはり「黒帯の取得」ではないでしょうか?
極真空手で黒帯を取得するには、一般的には5〜7年ほどかかるといわれています。
取得するには厳しい昇段審査があり、黒帯を手にすることなく空手人生を終える門下生も少なくありません。

【関連記事】極真空手の昇段審査に関する詳しい記事はこちら 格闘技の中でも、特にストイックなイメージのある極真空手。その頂点に君臨する黒帯は、まさに憧れの存在ですよね。いったい、極真空手の黒帯はどれくらいすごいのでしょうか?・極真空手の黒帯のすごさが知りたい・黒帯取得までの具体的な期間を知りたい・昇段審査を受けるための条件や難易度が知りたい
極真空手黒帯はどれくらいすごい?取得までにかかる年数や条件は?
まとめ:極真空手で強くなろう!
今回の記事では、極真空手が弱いといわれる理由や他の格闘技との比較、そしてケンカで役立つのかについて解説しました。
極真空手が弱いといわれる理由は、顔面攻撃や投げ技がないといったルール的な側面が要因。しかし、これは競技の違いによるもので、他の格闘技においても同様のことがいえるでしょう。
実際には、顔面への攻撃を想定した稽古なども行っているため、一概に弱いとはいい切れません。
また、極真空手出身で、K-1や総合格闘技といったプロのリングで活躍している選手も多く存在します。

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武道や格闘技に精通している方なら、部位鍛錬という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?しかし、「部位鍛錬ってやる意味ないんじゃない…?ケガとかしないの…?」このように、その必要性に疑問を持っている方もいるようです。
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