
極真空手最大の魅力といえば、フルコンタクトルールで行われる組手試合ですよね!
しかし、はじめて観戦する人や極真空手に入門したばかりの人だと、「ルールを知らずに何が起こっているのか分からない…」
このように感じている方も多いのではないでしょうか?
本記事で解決できること
- フルコンタクトルールについて知りたい
- 極真空手の試合のルールについて詳しく知りたい
- 極真空手の試合のルールは派閥によって違うの?
本記事の執筆者

真二(@shinji_sonohata)
この記事を書いている僕は、筋トレ歴・極真空手歴20年以上を誇る現役の空手家。
これまで極真空手をベースに自重トレーニングやウエイトトレーニング、どちらも本格的に取り組んできました。

今回の記事では、極真空手の組手試合のルールについて詳しく解説していきます。
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フルコンタクトルールとは?
「フルコンタクト空手」という言葉を聞いたことがありますか?
極真空手の組手試合では、このフルコンタクト空手のルールに則って行われます。
フルコンタクトルールとは…
フルコンタクトルールとは、直接打撃制で行われる試合形式のこと。
伝統派空手のような「寸止め」ではなく、実際に「相手に打撃を与える」ことで激しい攻防が繰り広げられます。
フルコンタクトルールでは、手技による顔面攻撃や急所への攻撃を除く打撃技はすべて有効となります。
さらに、一切の防具を着けず素手素足で闘うため、一撃ノックアウトとなるシーンも少なくありません。


そもそも直接打撃制の試合形式は、1969年に大山倍達総裁が「寸止めルールへの異論」を唱えたことがキッカケで極真会館ではじめて採用されました。
その後、多くの空手団体で採用されるようになり、現在ではフルコンタクトルールが直接打撃制の主流となっています。
格闘技に興味がある人なら、誰もが「大山倍達」の名を聞いたことがあるでしょう。大山倍達は国際空手道連盟極真会館の創始者で、ゴッドハンドの異名を持つ伝説の空手家。特に牛殺しのエピソードは、その超人的な強さを象徴する出来事として現在でも語り継がれています。
【関連記事】極真空手「創始者」大山倍達総裁に関する詳しい記事はこちら
【ゴッドハンド】牛殺し大山倍達とはどんな空手家?伝説の真相は?
極真空手の組手試合のルール
ここからは、極真空手の組手試合のルールについて解説していきます。
試合をより深く楽しむために、しっかりと理解しておきましょう。
試合時間
まずは試合時間について。
試合時間
- 本戦2分(準決勝戦から3分)
- 延長戦2分
- 再延長戦2分
極真空手の組手試合では、本戦2分間(準決勝戦から3分)で行われます。
本戦で決着がつかない場合は、2分間の延長戦に突入。
延長戦でも決着がつかなければ、さらに2分間の再延長戦を闘うことになります。

勝敗の決め方
極真空手の組手試合は、以下の方法で勝敗が決まります。
優勢勝ち
主審を含めた5人の審判がどちらの選手が優勢だったかを判断し、赤白どちらかの旗を挙げます。
そこで3本以上の旗が挙がった選手の勝利となり、3本未満だった場合は延長戦に突入。
判定の基準は、「ダメージ」「有効打」「手数」により総合的に判断されます。
一本勝ち
以下のいずれかに該当する場合に一本勝ちとなります。
- 突きや蹴りが決まり、3秒以上ダウンした場合※すぐに立ち上がった場合は「技あり」
- 技ありを2回取った場合(合わせ一本勝ち)
- 対戦相手が戦意を喪失した場合
体重判定
再延長戦でも決着がつかなかった場合に行われるのが体重判定です。
無差別級なら10kg以上、ウエイト制なら3kg以上軽い方の選手の勝利となります。
試割判定
体重判定でも決着がつかない場合、事前に行った試割りでより多くの板を割った選手の勝利となります。
試割りの種目は「正拳」「手刀」「猿臂(肘)」「足刀」の4つです。
反則行為
極真空手の組手試合での反則行為は以下のとおりです。
反則行為
- 手技による顔面への攻撃(蹴り技は有効)
- 金的への攻撃
- 倒れた相手への攻撃
- 投げ技
- つかみ、押し
反則行為があった場合は、審判の判断により注意が与えられます。
2回の注意で減点1となり、さらに反則を行い減点2となった場合は反則負けとなります。

階級について
極真空手の大会では、大きく「無差別級」と「ウエイト制」に分けられます。
無差別級
無差別級では体重制限がなく、すべての体重の選手が参加できます。
体格差を乗り越えた激しい試合が見られるのが魅力のひとつ。軽量級の選手がスピードや技術で対抗する場面も多くあるため、観客にとっても大いに楽しめるでしょう。
ウエイト制
ウエイト制の大会では、体重によって階級が分けられます。
- 軽量級:-70kg
- 中量級:-80kg
- 軽重量級:-90kg
- 重量級:+90kg
上記の階級は、全日本ウエイト制以上の大会での規定体重となります。
大会規模によっては3階級や2階級となる場合もあるので、もし試合に出場する際は事前に確認しておいてください。※階級が少ない場合は、規定体重も変わるので注意。

派閥ごとに若干ルールが違う
極真空手の組手試合は、基本的にはどの大会においても大まかなルールは同じです。
しかし、派閥ごとに若干の違いがあるのも事実。例えば、極真会館松井派では2017年11月に大幅なルール改正が行われました。
松井派のルール改正内容
- 片方の手による拳や掌底、肘での押しが有効になった(ただし両手や2回連続の場合は反則)
- 足払いによって倒れた相手に下段突きで技あり
- 浅く決まった上段蹴りでも残心をすることで技あり
上記の変更により、松井派ではこれまでよりも競技空手的な要素が強まった印象があります。
実際の試合でも、有効なダメージの有無にかかわらず、技ありや合わせ一本勝ちが増加しました。

まとめ
今回の記事では、極真空手の組手試合のルールについて解説しました。
極真空手の試合の魅力はなんといっても、フルコンタクトルールで行われる激しい攻防です。
ルールについては基本的には共通しているものの、派閥や各大会によって若干の違いがあります。
もし大会に出場するなら、事前に入念にチェックしておきましょう。

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