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【極真史上最強】八巻建志とはどんな空手家?痩せたのは病気が原因!?

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最強の空手家は誰?

そう問われたとき、真っ先に名前があがるのは八巻建志ではないでしょうか?

八巻建志は、圧倒的な強さで空手界に数々の伝説を打ち立てた最強の空手家。

しかし、近年では以前と比べて痩せた姿を見て、「病気なのでは?」と心配する声もあるようです。

 

本記事で解決できること

  • 八巻建志の人物像について知りたい
  • 八巻建志の実績が知りたい
  • 八巻建志が痩せたのは病気のせい?
  • 八巻建志が現在どんな活動をしているのか知りたい

 

本記事の執筆者

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真二(@shinji_sonohata)

 
この記事を書いている僕は、筋トレ歴・極真空手歴20年以上。

15歳で極真会館に入門し、現在も日々稽古に打ち込んでいる現役の空手家です。

真二
八巻師範はビッグハリケーンの異名を持つ、圧倒的な破壊力を誇る伝説の空手家でした!

今回の記事では、八巻建志の人物像や痩せた理由、現在の活動内容について詳しく解説します。

 

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【極真史上最強】八巻建志とはどんな空手家?

極真史上最強との呼び声も高い八巻建志ですが、いったいどんな人物なのでしょうか?

ここでは、八巻建志の生い立ちから引退後までを深堀りしていきましょう。

 

八巻建志の概要

八巻建志は、1964年8月18日生まれで神奈川県横浜市出身の空手家。元俳優。

中学時代にいじめに遭い精神的に追い込まれていた過去を持ち、これがキッカケで1980年に極真会館城南支部廣重道場に入門しました。

当時の極真空手の稽古はとても厳しく、ついていけなかったそうです。

しかし、強くなりたい一心で懸命に稽古に励み、20歳で初段を取得して内弟子となりました。

内弟子になってからは1日8時間の猛稽古を重ね、1984年全日本ウエイト制大会重量級でデビュー。

その後は全日本大会や世界大会など、数々の大会で素晴らしい結果を残しています。

現役時代の体格は、

  • 身長:187cm
  • 体重:102kg

ウエイトトレーニングによって極度に発達した肉体は、打撃力のみならず防御力の強化にもつながっています。

その圧倒的な強さから極真パワー空手の体現者として、「超巨大戦艦」「ビッグハリケーン」「大風車」と呼ばれました。

真二
大山倍達総裁は生前、「マイク・タイソンと八巻が闘ったら、タイソンは3分持たないよ。」と話されています。

 
八巻建志のハイライト↓↓

 

空手界唯一のグランドスラムを達成

八巻建志は空手界でただ一人、グランドスラムを達成した人物としても知られています。

グランドスラムとは

  • 全日本ウエイト制空手道選手権大会 優勝
  • 全日本空手道選手権大会(無差別) 優勝
  • 世界空手道選手権大会(無差別) 優勝
  • 百人組手完遂

上記はいずれも非常に難易度が高く、成し遂げることはまさに至難の業です。

並大抵の体力、精神力、技術では到達できない領域。八巻建志の強さを物語る何よりの証でしょう。

 
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アメリカに渡り八巻空手を主宰

世界大会を制した八巻建志は現役引退を表明。さまざまな格闘技団体からスカウトされ、「プロ格闘家に転向か!?」と話題になりました。

しかし、八巻建志は「エンターテイメント的な試合はしたくない」との理由で、すべてのスカウトを断っています。

引退後は支部長として後進の指導にあたっていましたが、2002年に極真会館を退会。アメリカ合衆国カリフォルニア州に自身が主宰する八巻空手を設立しました。

真二
八巻師範自身が追い求める極真を追求するために、アメリカに渡ったわけですね。

 
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八巻建志の主な実績

それでは八巻建志の主な戦績を見ていきましょう。

主な戦績(現 極真会館松井派)

  • 1986年第18回オープントーナメント全日本空手道選手権大会 3位
  • 1987年第4回オープントーナメント全世界空手道選手権大会 ベスト32
  • 1988年第20回全日本空手道選手権大会 3位
  • 1989年第21回全日本空手道選手権大会 優勝
  • 1990年第22回全日本選手権大会 8位入賞
  • 1991年第5回全世界空手道選手権大会 5位入賞
  • 1992年第24回全日本空手道選手権大会 7位入賞
  • 1993年第25回全日本空手道選手権大会 7位入賞
  • 1993年第10回オープントーナメント全日本ウェイト制空手道選手権大会 重量級 優勝
  • 1994年第26回全日本空手道選手権大会 優勝
  • 1995年百人組手完遂(組手時間:2時間17分15秒 一本勝ち22、優勢勝ち61、引き分け12、負け5)
  • 1995年第6回全世界空手道選手権大会 優勝

第18回全日本大会で3位入賞して以降、すべての大会で輝かしい成績を収めています。

また、世界大会には3回も出場。世界各国の強豪選手たちを相手に空手母国の威信を守りました。

真二
八巻師範が優勝した第6回世界大会は、ブラジルのフランシスコ・フィリォやグラウベ・フェイトーザ、オーストラリアのギャリー・オニールなどの強豪外国人選手が猛威を振るった大会です。

決勝戦はもう一人の日本のエース数見肇選手との一騎打ち。

前蹴り、後ろ蹴りを多用した安定した試合運びで本戦の判定は3−0。見事優勝を果たしました。

 
第6回世界大会決勝戦 八巻建志vs数見肇↓↓

 
【関連記事】数見肇に関する詳しい記事はこちら

 

八巻建志が痩せた理由は病気ではない

八巻建志の体型の変化に驚いた人もいるでしょう。

この記事を書いている僕自身も、八巻師範が現役時代よりも痩せた姿を見て病気ではないかと心配しました。

しかし、詳しく調べたところ、八巻建志は病気が原因で痩せたわけではありませんでした。

むしろ渡米したあとも、現役の頃と変わらない激しい稽古を行っています。

おそらく極真空手のルールのような接近戦だけでなく、八巻建志が追い求めるあらゆる場面での闘いを想定した結果、今のスタイルに行き着いたのでしょう。

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真二
痩せたというより、引き締まったという表現が正しいかもしれませんね!

 
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八巻建志の現在の活動

アメリカに渡っていた八巻建志でしたが、2022年11月2日に極真会館に復帰し、同時に総本部師範代に就任しました。

当日、総本部代官山道場では松井章圭館長、八巻建志、賛助会員となった剛毅會空手の代表である岩崎達也宗師の3名で記者会見を行っています。

この会見によると、それぞれ異なる道を歩んできたが「自分たちは極真である」という共通認識であったため、今回の経緯に至ったと述べられていました。

真二
八巻師範の復帰で、今後の極真会館の発展がますます楽しみですね!

 

2022年11月2日 総本部代官山記者会見↓↓

 
【関連記事】松井章圭に関する詳しい記事はこちら

 

まとめ

今回の記事では、八巻建志の人物像や痩せた理由、現在の活動内容について解説しました。

八巻建志は空手界で唯一、グランドスラムを達成した伝説の空手家です。

極真会館を退会後はアメリカに渡り、自身が理想とする極真を追求しました。

また、最近では痩せた姿を心配する声もありましたが、病気ではないのでご安心を。

現在は極真会館(松井派)に復帰し、総本部師範代に就任。極真空手のレジェンドとして、後進の指導にあたっています。

真二
まさに質実剛健の空手家。八巻師範の極真に対する熱い想いに感銘を受けました!

 

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ワールド極真会館鹿児島県支部水俣道場所属|2023 西日本空手道選手権大会 準優勝🏆|「筋トレ・極真空手・ブログ・プログラミング」を愛するブロガー💻|フリーランスWebデザイナー&ライター

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