「パワーグリップって本当に意味あるの…?握力が鍛えられなくなるって聞くし、頼りすぎるのも良くない気がする…。」
パワーグリップの導入を考えているあなたは、このような悩みを抱えていませんか。
トレーニングの質を高めたいのに、ネガティブな情報があると本当に必要なのか疑問に感じてしまうでしょう。
しかし、パワーグリップは使い方を間違えなければ、あなたのレベルへと引き上げてくれる強力なアイテムになりますよ。
本記事で解決できること
- パワーグリップは意味ないという噂は本当?
- パワーグリップを使うデメリットが知りたい
- パワーグリップの装着方法と基本的な使い方が知りたい
- パワーグリップを使う際の注意点を教えてほしい
本記事の執筆者
真二(@shinji_sonohata)
この記事を書いている僕は、筋トレ歴・極真空手歴20年以上を誇る筋トレ愛好家。
これまで極真空手をベースに自重トレーニングやウエイトトレーニング、どちらも本格的に取り組んできました。

今回の記事では、パワーグリップは本当に意味ないのかについて詳しく解説していきます。
\僕が使っているパワーグリップはこちら!/
「ジムで周りのマッチョな人たちが使っているパワーグリップ、初心者の自分が使うのは少し恥ずかしい…」筋トレ初心者のあなたは、こんな風に悩んでいませんか?たしかにジムには経験豊富なトレーニーが多く、新しいギアを試すのは少し勇気がいるかもしれません。
【関連記事】「パワーグリップは初心者が使うと恥ずかしい?」詳細記事はこちら
パワーグリップは初心者が使うと恥ずかしい!?使うメリットと注意点3つ
パワーグリップは本当に意味ない?使うべき3つの理由
パワーグリップが「意味ない」というのは誤解で、トレーニングの質を高める上でとても効果的なアイテム。特に高重量を扱うトレーニーにとって、大きな恩恵をもたらします。
パワーグリップを使うべき主な理由は以下の3つです。
握力の負担を軽減
例えば、デッドリフトやベントオーバーロウなど引く系の種目では、高重量になるほど先に握力が限界を迎えがち。
パワーグリップを使うと指や前腕への負担が大幅に減少するので、トレーニング後半まで高いパフォーマンスを維持できます。
筋肉への集中度アップ
パワーグリップを使うと、握力への意識が薄れるので本来鍛えたい筋肉への集中力が飛躍的に高まります。
狙った筋肉への刺激を感じやすくなるため、一回一回のトレーニングの質と効果が格段に向上するでしょう。
高重量トレーニングのサポート
筋肥大を目指す上で、使用重量を伸ばしていくことはとても重要です。
パワーグリップを使えば握力の心配がなくなるため、これまで扱えなかった重量にも安全に挑戦できます。
上記のように、パワーグリップは「意味ない」どころかトレーニングの質を向上させるために不可欠なアイテムです。

パワーグリップを使うデメリット
多くのメリットがある一方、パワーグリップにはいくつかのデメリットもあります。
購入してから後悔しないよう、事前に確認しておきましょう。
パワーグリップのデメリット
- 握力が鍛えられにくい:パワーグリップは握力を強力にサポートするため、頼りすぎると自力で保持する力が育ちにくくなる可能性があります。
- 手首が蒸れやすい:手首に巻き付けて使用するため、特に夏場や長時間のトレーニングでは汗で蒸れて不快感を抱くかもしれません。
- 購入費用がかかる:製品によって価格はさまざまですが、高機能なモデルや有名ブランド品はそれなりに高価であるため、トレーニング初心者にとっては初期投資が負担に感じられるかもしれません。
デメリットは多少ありますが、高重量を扱う日だけ使用するなど、使い方を工夫すれば問題ないでしょう。
パワーグリップの装着方法と使い方
ここからは、パワーグリップの装着方法と使い方のポイントについてご紹介します。
正しく使って、トレーニング効果を最大限に引き出しましょう。
装着手順(※左右、間違えないように)
- パワーグリップを手首に通す
- 手のひら側にクッションがくるように調整する
- キツすぎず緩すぎない程度にストラップを巻き、マジックテープで固定する
使い方のポイント
- 引く系(プル系)種目での使い方:デッドリフトや懸垂、ベントオーバーロウなどの種目では、バーに対してベロを下から巻き付けるようにセットし、その上から指でベロごと握り込みます。
- 押す系(プッシュ系)種目での使い方:ベンチプレスやショルダープレスなどの押す種目では基本的にベロは使用せず、ベロは手の甲側に倒して手首を保護するリストラップのような役割で使います。
パワーグリップを使う際の注意点3つ
パワーグリップを安全かつ長く愛用するためには、いくつかの注意点を守ることが大切です。
ここでは、特に意識したい3つのポイントを紹介するので、使用前に必ず確認しておきましょう。
注意点1.ストラップを締めすぎない
手首のストラップは、きつく締めすぎないように注意が必要です。
強く締めすぎると手首の血流を妨げ、パフォーマンスの低下や神経の圧迫につながる恐れがあります。
適度な締め付けの目安は、ストラップと手首の間に指が1本入る程度の余裕を持たせること。

注意点2.使用後は拭いて陰干しする
トレーニング後のパワーグリップは、汗や皮脂で汚れています。
そのまま放置すると、雑菌が繁殖して不快な臭いの原因になったり素材の劣化を早めたりすることも。
使用後は固く絞った濡れタオルなどで付着した汗を拭き取り、風通しの良い日陰でしっかりと乾かしてください。
また、直射日光や乾燥機の熱は、革素材を傷めるため絶対に避けましょう。

注意点3.信頼できる製品を選ぶ
パワーグリップはさまざまなメーカーから販売されており、どれを選べば良いか迷うかもしれません。
価格の安さだけで判断せず、以下のポイントを参考に自分に合った製品を選びましょう。
選び方のポイント
- 手首のサイズ:サイズが合わないと効果が半減したり、手首を痛めたりする原因になりかねません。購入前にメジャーで自分の手首周りを正確に測っておきましょう。
- ベロの長さ:ベロが長すぎるとバーに巻きにくく、短すぎると十分なグリップ力が得られません。初心者や手の小さい方は標準的な長さ、より高重量を扱いたい方は長めのタイプがおすすめです。
- 素材と耐久性:ラバー製はグリップ力、革製は耐久性に優れ使い込むほど馴染むのが特徴です。いずれにせよ、安全性に直結するため、縫製が丁寧でしっかりした作りの製品を選びましょう。
上記のポイントを押さえれば、初めてのパワーグリップ選びで失敗することはないでしょう。

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まとめ:パワーグリップで安全に高重量を扱おう!
今回の記事では、パワーグリップは本当に意味ないのかについて解説しました。
パワーグリップは「意味ない」どころか、握力の負担を減らして本当に鍛えたい筋肉へ負荷を集中させてくれる優れたアイテムです。
一方で、握力への刺激が減るといったデメリットもありますが、使用場面を限定するなどの工夫で十分に対応できるでしょう。
パワーグリップを使う際には、以下の注意点を押さえておいてください。
- ストラップを締めすぎない:強く締めすぎると手首の血流を妨げ、パフォーマンスの低下や神経の圧迫につながる恐れがある。
- 使用後は拭いて陰干しする:使用後にそのまま放置すると、雑菌が繁殖して不快な臭いの原因になったり素材の劣化を早めたりする原因になる。
- 信頼できる製品を選ぶ:価格の安さだけで判断せず、「手首のサイズ」「ベロの長さ」「素材と耐久性」を調べたうえで、自分に合った製品を選ぶ。

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